今回は東尾修氏が率いていた2000年前後の西武ライオンズの正センターだった大友進さんについて書いていきます。
大友さんは1974年6月18日生まれの現在50歳の元プロ野球選手です。同世代には松井秀喜さんや岩瀬仁紀さん、井口資仁さんがいます。
大友さんは日立工業高校から東邦ガスを経て1995年ドラフト逆指名の2位で西武に入団。1年目から62試合に出場して打率3割1厘、15盗塁を記録してレギュラーを掴みます。
2年目の翌1997年は2番センターに定着して優勝に貢献、3年目から2年連続ゴールデングラブ賞を獲得するほどの活躍を見せました。
西武の不動のセンターの地位を獲得したかに思われましたが、2000年にその後の野球人生に影響が出るほどの大けがを負います。
2000年レギュラーシーズン公式戦で外野フライを追ってフェンスに激突して右肩を負傷。シーズンを棒に振り、その後のシーズンは出場機会が激減し、2004年には1軍出場なし。
2004年オフに中日ドラゴンズにトレード移籍し、高い守備力が期待されます。しかしシーズン18試合のみの出場で戦力外通告。
その後は2006年に社会人クラブチームで選手兼任コーチ就任したり、西武の野球教室の講師やジュニアコーチ、元同僚の野球塾の講師に招かれたり、現在は株式会社日本晴れの硬式野球部・Nbuy硬式野球部の監督を務めています。
エピソードとして、大友さんの高い守備力は西武投手陣からの信頼が厚く、当時の西武守護神の豊田清さんは登板前にセンターから順に挨拶をしますが、大友さんの守備に敬意を払っていたからの行動と言われています。
当時西武ファンだった私のお気に入りの選手はエースの西口文也さんと俊足好守の大友さんでした。大友さんの野球センスや能力からすると短命に終わったかもしれませんが、ゴールデングラブ賞を獲得するほどのあの外野守備は当時野球少年だった私からかっこよく映りました。
また西武ライオンズのユニフォームを着た大友さんを楽しみにしています。
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