今日は自分の好きな岡林勇希選手が所属している中日ドラゴンズのここまでの戦いぶりを考察していきます。
今シーズンのドラゴンズは現在セリーグ最下位。パリーグ最下位の北海道日本ハムファイターズよりも勝ち星も少なく、12球団唯一の勝率3割台となっています。
そして最近は立浪和義監督の采配に対して批判する声やニュース記事も増えています。このままいくと立浪監督が就任して2年連続最下位となってしまいます。
その原因はなんといっても長年の課題でもある得点力不足。現在のチーム得点数は309得点でセリーグワースト、12球団の中でも埼玉西武ライオンズの306得点に次ぐワースト2。チーム得点数ナンバーワンの阪神タイガースの413得点とは100得点以上の差が生まれています。
また、得点力不足と同様にエラー数がセリーグワーストのタイガースの63個に次ぐワースト2の62個を記録するなど守備のミスが昨年に比べて目立っています。そのため投手は昨年と同様に安定している割に失点が増えています。一時期、守護神のライデル・マルティネス投手は防御率0.00を記録しながら敗戦1を記録しています(現在は防御率0.24)。
守備のミスが増えた要因には内野手に若手選手を積極的に起用していることや元々サードの高橋周平選手をセカンドで起用していることで連携不足によるミスが増えていることが考えられます。
現在のドラゴンズの順位やチーム記録を見ると批判的に見てしまいますが、選手一人一人を見ていくと数年後のドラゴンズが楽しみに思えてきます。
まずは着実にドラゴンズの中心選手となりつつある岡林勇希選手と高橋宏斗投手。高橋投手の昨日までの成績は5勝7敗と負け越していますが、防御率2.51とイニング数を上回る114奪三振を記録。WBCでの経験も生かしてMLBも注目する投手へと成長しています。そして岡林選手は昨日のブログで書いたように着実に成長し、昨日は猛打賞を記録して連続試合安打を29試合に延ばしています。
さらに今シーズンは横浜DeNAベイスターズから現役ドラフトで移籍してきた細川成也選手が覚醒。打率.277、16本塁打、66打点と、ドラゴンズの選手では5年ぶり、日本人選手としては2010年の和田一浩打撃コーチ以来の20本塁打を超えそうな勢いです。
さらには1年目から期待されてきた石川昂弥選手は怪我で何度か離脱しながらではありますが、ここまで主に4番サードとして91試合に出場、11本塁打を記録しています。
昨年オフに二遊間のレギュラーだった阿部寿樹選手と京田陽太選手をトレードで放出して空席となった二遊間にはショートに龍空選手、セカンドに福永裕基選手と村松開人選手が主に出場しています。
上記の選手たちは福永選手以外全員が25歳以下の選手たち。数年後のドラゴンズの核となる選手たちです。シーズンが進む中で着実に成長の跡が少しずつではありますが見えてきています。
立浪監督に対して批判的な意見が多くありますが、個人的に立浪監督は若手選手を我慢して我慢してミスをしても数年後のドラゴンズを見据えた起用をしている点は大いに評価されるべきだと思います。我慢強い立浪監督だからこそ可能な起用法だと思いますし、数年後に黄金期が来てもおかしくないほど期待感満載のチームにドラゴンズがなってきていると感じています。
最後に優勝してから13年が経ち、低迷期に入って長い年月が経とうとしているドラゴンズ。2023年のシーズンをきっかけに強いドラゴンズが戻ってくることを期待しています。
明日は久しぶりにパワプロ2023で栄冠ナインをプレイした内容を載せていこうと思います。
PS.今日も岡林選手が安打を打って連続試合安打の記録に迫れるか楽しみです(^^♪
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