久しぶりの投稿となります。今回は現在東北楽天ゴールデンイーグルスに所属する浅村栄斗選手について紹介します。
浅村選手は内野全ポジションで出場経験のあるユーティリティー性を持ち、本塁打王と打点王を2回ずつ獲得しているNPBでも屈指の選手です。
現在通算安打が1900本を超えており、来年には2000本安打達成が期待されています。
浅村選手は2008年の第90回全国高等学校野球選手権記念大会に大阪桐蔭高校の1番ショートとして出場し、卓越した打撃とダイナミックな守備で大阪桐蔭の全国優勝に貢献しました。
その年のドラフトで埼玉西武ライオンズから3位で指名され入団。ライオンズのドラフト3位は、過去に松井稼頭央さんや西口文也さん、帆足和幸さん、片岡治大さんなどチームの主力に成長した選手が多く、出世順位ともなっています。
浅村選手は1年目こそ1軍出場はありませんでしたが、2年目に1軍初出場。3年目にレギュラーを獲得して5年目は打率.317、27本塁打、110打点で打点王を獲得し、その後は主力打者に成長します。
山賊打線の3番打者として活躍し、ライオンズ最終年の2018年は打率.310、32本塁打、127打点で2度目の打点王を獲得し、オフにはFAでイーグルスに移籍します。
移籍初年度の2019年は打率こそ低いものの自己最高の33本塁打を記録し、翌年2020年に32本塁打で本塁打王を獲得。その後は浮き沈みの激しいシーズンを送るもののイーグルスの主力として活躍。
昨年2023年は同率ながら26本塁打で2度目の本塁打王を獲得しました。
浅村選手はレギュラー獲得時のポジションはファーストで、ライオンズの途中からセカンドにコンバートされ、今季は年齢を考慮して負担を抑える目的でサードにコンバートされています。
守備では2013年にファースト、2019年にセカンドでゴールデングラブ賞を獲得しています。
今シーズンは昨年に比べて本塁打ペースが落ちているため衰えを指摘する声も上がっていましたが、シーズンが進むにつれて状態は上げてきています。
来年達成が期待される2000本安打は通過点として、その先の2500本、3000本を目指して今後も頑張ってほしいです。
今回は浅村栄斗選手を紹介しました。
また次回お願いいたします。
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